ブログトップ
朱色日和
akebiyori.exblog.jp
Yくんの千歳椀
Yくんの千歳椀。
これは、主人が産まれた時に義父が作り、主人が愛用していたもの。

Yくんが譲り受けましたが落として割れてしまい、主人が金継ぎをして使っています。

手前の金の部分が繕ったところ。
a0257385_2315171.jpg

金継ぎとは、割れたり欠けたりしたものを漆で接着し、繕った部分を金で線描き線描きする修理方法のこと。

通常、漆器は塗り直すことが多いですが、主人から使い込んだ表情を残したく苦肉の策で金継ぎを。

欠損がひどく、金の線が太いですが、本来はもっと細い繊細な線で。

金継ぎの作業工程は意外と手間がかかりますが、壊れてしまったものが生き返るので、手元に返ってきた時の喜びもひとしおです。

昔は、金継ぎを風情としてわざと割り、金継ぎをしたものが出回っていたとか。

その位、破損をしてしまったものでも修理をし、景色として楽しめる豊かさもあるんですね。
[PR]
by ogiake | 2012-04-16 23:20 | 息子たち | Comments(2)
Commented by urushi-yoshiko at 2012-04-17 08:32
漆器に金継ぎとは斬新ですね。
私たち輪島は新品に直しちゃうことが多いのですが
こんな直し方良いですね。
使っていた歴史もそのままですしね(笑)
Commented by ogiake at 2012-04-18 00:52
通常は塗りなおすのですが、主人が使ってきた表情を残したくての苦肉の策だそうです。欠損がひどく、太い線になってしまいました。
<< 2012.4.17 ドライカレー >>