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朱色日和
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つけ板
今日は主人の仕事場にお邪魔です。
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板に何色かの漆が塗られているのは「つけ板」と言って、塗りの前に漆の状態をみるテストピース。
発色・艶・乾きのスピードを確認するのに使う板です。
この、つけを取るという作業を繰り返して好みの漆に近づけていくとのこと。

朱色でも色々な色がありますね。
壁に掛けてアートにしても面白いので、前々から欲しいと言っていますが、彼にとっては日々の道具だからか、スペシャルな感覚は無く、共感してくれたことはありません(悲)。

そして、つけ板は「風呂」と呼ばれる塗った漆を乾かす専用の押し入れに入れて、乾かしていきます。
一般的な塗料は、水分や溶剤が蒸発することで固化します、つまり、塗って時間が経てば乾きます。
漆は、温度24℃・湿度75%が乾くための条件です。
その日の気候によって温度や湿度を微調整しながら風呂の管理をしながらの作業。
風呂は、防塵効果もあり、機密性の高い収納設備にもなります。

主人の実家の2階が東京の工房です。
外観は漆の仕事をしているとは全くわからない民家。
一歩 中へ入ると別世界なので、ワクワク・きょろきょろしています。
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by ogiake | 2012-10-12 23:48 | 好きなひと・こと・もの | Comments(2)
Commented by 明子 at 2012-10-13 06:50 x
本間さん、おはようございます(*^^*)
私も見学した時に、つけ板の美しさに感激しました。私だったら、ポストカードにして大切な人達にお便りしたいけど、大切な道具だから、作り主の想いを無視してはいけませんね(笑)

工房素敵ですよね。
丁寧に教えて頂いて、とっても勉強になりました。
やっぱり作るものは作り手を表しますね。
温かみのある朱色のお椀、
大切にします。

形がユニークなところも気に入ってます(^-^)
Commented by ogiake at 2012-10-14 03:50
明子さん
主人にとっては、日常のことで、私たちの様に、物珍しさがないのよね。でも、少しずつ違う色の漆のパレットは絵になるわよね。
手仕事は心の仕事ね。
明子さんの作るものも心が表れているから、受け取り手の心も洗われるわ。
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