大切な器が欠けてしまったり、割れてしまったり、悲しいですよね。
私も、こんな具合に。見る度に悲しい。
日本には『金継ぎ(きんつぎ)』という、陶磁器の欠けや割れを漆で接着して、金で装飾する修復技法があります。
私も
“出来れば、自分でちょちょいと直したい。
でも、
主人の仕事を見ていると漆は自宅で簡単にささっと出来そうもない。”
ということがわかりました。
“簡単なパテなど(粘土のようなもの)を付けて金彩を施せばいいかな”と。
そこで、器を持参して、〇〇ハンズに。
店員さんによると「お皿など、口に入るのに使うものに、パテなどは天然素材ではないため、金継ぎは漆をお薦めします」とのこと。
平皿など、直接 口をあてないにしても、お店としては薦められないんでしょうね。
漆は自然の恵み。
「漆でかぶれる」というのは、漆の樹木や樹液の場合が多く、製品になった状態ではかぶれない、無害な自然素材。
やはり、主人に教えてもらうしかない!と、お願いして、早2年。
なかなか時間を取ってくれないので、ギャラリーやカフェで行われている金継ぎのワークショップなどに入門しようかと思いました(笑)が、いよいよ教えてもらえることになりました。
簡単な欠けや割れの器の修復ですが、数回に分けての模様をレポしたいと思っています。